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2006年6月22日 (木)

古文書を読んでみよう~農業往来を読む~ その1

古文書を読んでみよう!

「農業往来を読む」 

今回はその記念すべき第1回の講義で~す!

では、今回からさっそく中身を読んでいきましょうね。

楽しいものになりますように。 

では、いってみよう!

Nou021  ←クリックすると大きくなります

(中表紙)

「 明治三年庚午四月
  官許 農業往来 全
   東京書賣 青松軒蔵版 」

(明治3(1870)年4月、東京の青松軒の出版)
             
   
  田法之事

 (田の単位のこと)

一、間ハ六尺をいふ、又、六尺三寸或ハ
  六尺五寸にも、まちまちなり

(間(けん)は6尺のことをいう。また6尺3寸、あるいは6尺5寸とも、

 まちまちである。)

 *1尺は約30.3センチメートル。寸は尺の10分の1。 

                       (『日本国語大辞典』より)

一、畝は三十歩を云、歩とハ坪と
  いふも同し、三十坪の事なり

(畝(せ)は30歩のことをいう。歩とは坪というのと同じ。

 30坪のことである。)

Nou031 ←クリックすると大きくなります。

一、反ハむかしハ三百六十歩をいへ共、
  今ハ三百坪を一反といふなり

(反(たん)は、昔は360歩のことをいったが、今は300坪を1反というのである。)

一、町ハ六十間四方を云、今市町の
  壹町も六十間なり

(町は60間四方(平方)をいう。今、市町の1町も60間である。)

  *1間は6尺(約1.82メートル)にあたる。(『日本国語大辞典』)

一、歩は一坪の事也、六尺四方又
  ハ六尺五寸四方をいふなり

(歩は1坪のことである6尺四方または、6尺5寸四方をいうのである。)

   是は童蒙の為にしるす。

(これは、こどものために記す)

 *童蒙・・・まだ、幼くて物の道理に暗い者。子ども。(『日本国語大辞典』)

 ここまでは、まだ農業往来に入っていません。

 まずは、田んぼに関する単位の勉強からスタートしたのですね。

                          つづく

 読んでいただいて有り難うございます。
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