古文書を読んでみよう~農業往来を読む~ その3
前回は、農業往来の付録ともいうべき、
「風雨年中耕作吉凶」の部分を読んでいきました。
本文にはいるまで、あともう少しだけ頑張ってくださいね。
では、読んでいきましょう。
春、風多く吹ハ夏かならず雨降る
同、南風布けハ雨なり
同、巳の日・卯の日風吹ハ其年大風也
(春に風が多く吹いたら、夏は必ず雨が降る。
同じく、春に南風がふけば雨である。
同じく、春の巳の日・卯の日に風が吹けば、その年は大風である。)
夏、北風ふけばかならず雨ふるなり
同、巳の日・卯の日風吹ハ秋稲に中る也
秋、巳の日・卯の日風吹はその年ハ
水すくなし
(夏に、北風がふけば、必ず雨が降る。
同じく、夏の巳の日・卯の日に風が吹けば、秋の稲にあたる(豊作である)。
秋の巳の日・卯の日に風が吹けば、その年は水(雨)が少ない。)
冬、南風吹バ三日の間に雪降なり
同、巳の日・卯の日風ふけば寒気
つよし、總て農家は分至とて春
分・夏至と秋分・冬至の気候を
知るべし
(冬に南風が吹けば、3日の間に雪が降る。
同じく、冬の巳の日・卯の日に風が吹けば、寒気が強い。
すべて農家は分至として、春分・夏至と秋分・冬至の気候を
知らなくてはならない。)
右見タリ干不求全書ニ
二 一
右は、「不求全書」に見える文章である。
------------------------------
それにしても、なぜか巳と卯の日ばっかりですよね?
なにかあるんでしょうね。
また調べないといけません。
| 固定リンク

コメント